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某ゲームLつながりで「ぼくのメジャースプーン」を読んだ

参考書やPCやゲームなどの文章以外を久しぶりに読んだ。

辻村深月という作家の小説は初めてだったが、読了後にミステリ小説家だと知った。
調べるといま放送中のAnotherの綾辻行人が好きでペンネームに辻(点が一つ多い)を入れている。
綾辻行人の作品は読んだことがないと思っていたが、黒ノ十三というゲームの監修をしたらしい。
今度他の作品も読んでみよう。
また、個人的に好きな、かまいたちの夜の我孫子武丸、と仲がいいらしい。
この三人の先生方は割りとゲームが好きらしく、たぶん僕が好きな作風だと思う。
辻村深月の他作品に本作の登場人物の「先生」が登場するらしいので出来れば読んでみたい。


感想
「力」という中途半端なSF要素が途中から出てきて雲行きが怪しくなったと感じたが、かなり面白かった。
巻末の書評にもあったが、面白い作品は内容を説明せずに「とりあえず読んでみて」と言いたくなる。


伏線がかなり良くできていて「さすがミステリ小説家」と思った。
面白い作品はこういうのが多くて「初心者ほどミステリを書くべき」と僕は恥知らずにも思っていたりする。
特に、主人公がふみちゃんに「力」を使うシーンがエピローグで明かされる過程はとても素晴らしく、エピローグで思わずニヤリとしてしまった。

アニメの「電波女と青春男」の11話で主人公がリュウシに「超能力」を使うシーンで「ライトノベル全開だなぁ」なんて考えながら、かっこいいと思ったことを思い出した。
「超能力」という名の言葉の力だけどけっこう普遍的なテーマなのかな?
元ネタがぼくのメジャースプーンだったり・・・とか思いながら読んでた。


今放送している輪廻のラグランジェというロボアニメで、7話ぐらい?で主人公が友達であるムギナミのために戦おうとするシーンがある。
しかし、主人公はムギナミのためじゃなく「自分のため」に戦ったのではないかと悩み喧嘩する。
そのあと、紆余曲折あって二人は互いに謝り和解する。という話だが、どうも違和感があった。

語弊があるかもしれないが「自分のため」に行動するのは別に悪いことじゃない。
自分のために、相手が悲しい事が嫌、友達がバカにされたのが嫌だから行動する。
好きな相手のことを思って行動することが「自分のため」じゃないわけがないだろう。


最後の方で主人公がふみちゃんのためじゃなく「自分のため」に行動し、
人は「自分のため」にしか涙を流せない。などと先生に打ち明けるが、その後に先生が言った言葉がすごい良かった。
心の穴をすっかり埋めてくれた。
リンコが読了後に「良い本には自分に必要な言葉が書かれている」と言ったのでさらに納得。さすが俺のリンコ

あと気づいた見逃しそうな細かい伏線。市川は医学部に戻りたいわけじゃない。先生の説明にあったように親からの仕送りが欲しくて医学部に戻らざるを得ないから罰として成立しただろうということ。

結構伏線有りそうだから2回読むのもいいかも。
辻村深月の他作品を読んだ後に2回目を読んで追記するかもしれない。
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